独身女性の老後にいくら生活費が必要か?

人生の価値観が多様化し、結婚に対する考え方もさまざまで、人それぞれの生き方を選択した結果として独身で老後を迎える人も増えています。

夫婦二人で迎える老後、独身の男性、独身の女性、いずれの生き方も尊重されるべきですが、ひとりでの老後には不安なこともあると思われます。

最近の日本の景気の影響から、年金の納付率が低下し、相互扶助という考えにも亀裂が入っている印象がある社会状況の中、老後の生活費がいくら必要で、どの程度貯蓄しておくかも気になります。

特に、独身の男性や女性がひとりで暮らしていくために必要な生活費は、頼る相手も居ないため、現役世代での準備が大切になります。

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独身の女性が必要な老後の生活費は、いくらか?

老後を迎える独身者を男性と女性で分けて考えるのには、男女の寿命に差があるためで、現状の日本では、男性81歳、女性87歳が平均寿命で、女性が長生きです。

平均寿命よりもご長寿の高齢者は多く存在し、95歳や100歳を超える年齢でも元気な方もおられ、長寿になればなるほど、生活費もその期間必要となるわけです。

独身の女性が暮らす老後のひと月の生活費の資料として、2016年の家計調査報告書によれば、ひと月151,567円の生活費が必要であることが示されています。

その生活費の内訳には、食料や住居、水道光熱費、家事用品、被服費、医療費、交通費や通信費、その他の消費などの項目があり、それぞれいくら支出しているかも算出されています。

生活費の中でも、衣食住に関する食料費が42,733円、住居費が12,452円、被服費や靴などに6,111円が支出され、その他の支出に31,547円が計上されています。

その他の支出には、将来の介護費用や保険などが含まれると考えられます。

独身女性の老後に必要な資金の準備に、注意すべきことは?

独身女性の老後がひと月に必要とする生活費は、前述のように約15万円で、平均寿命まで生きるとして60歳以降の27年間、95歳まで生きるとすれば35年間分の資金が必要です。

しかも、人生最期を迎えるまで、介護を必要としない健康的な生活を送った場合での生活費の想定ですので、介護を必要とする場合には、生活費とは別に介護費用の準備も考慮します。

独身での老後生活には、老化による身体の衰えに加えて病気も懸念され、介護を必要とする局面も考えられ、その段階に応じた介護費用が必要です。

介護施設には、要介護認定者を対象とした介護付有料老人ホーム、要介護認定なしで利用できる住宅型有料老人ホームと健康型有料老人ホームがあります。

利用する施設によって、いくら必要かに違いがありますが、一般的な相場では、入居一時金に300万円、ひと月の費用に30万円で、入居期間によって必要な金額がかわります。

老人ホームへの入居で生活費が相殺されるものの、ひと月の費用は入居期間それまでより高くなるため、この期間の準備が大切となります。

独身女性の老後の生活費は?介護費用は?

独身で迎える老後では、女性の方が男性よりも平均寿命が長いため、準備しておく生活費は、より大きな金額が必要です。

独身での老後生活には、ひと月約15万円程度の生活費の支出が家計調査報告書に記載されており、老後の期間を想定した年数分の資金準備が必要です。

しかも、これに加えて、独身で介護が必要となった場合には施設への入居も想定されるため、介護施設のための入居費や毎月の費用を準備する必要もあります。

これらの施設入居には、要介護認定の有無や状況によっても施設受け入れの状況が変わり、いくらかかるかも流動的です。

独身で老後を迎える場合には、夫婦二人での老後の準備よりも貯蓄を重視した生活が必要となりそうです。

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